ベルネの石田です。
寒さも和らぎ、今度は嫌〜な花粉の季節になりました。
今年の花粉は昨年の1.5倍にもなるそうで、インフル花粉症にも
注意が必要と言われます。
そんな中、資生堂はスギ花粉の肌への付着が肌のバリア機能を
低下させるということを、いち早く発表しました。
花粉アレルギーでせっかく朝メイクしたアイシャドウや
ファンデーションが崩れるだけでなく、肌のバリア機能までが
侵され乾燥や様々な肌トラブルを起こすことに。。。>_< 厄介ですね。
そこで今回は肌本来が持つバリア機能についてです。
働きは大きく3つ。
①皮膚表面の皮脂膜が外界の刺激から肌を守る。
私達の皮膚には汗と皮脂による天然の美容液クリーム、皮脂膜で
覆われています。
髪の毛でいうとキューティクルみたいなものですね。
その皮脂膜が何かしらの摩擦や刺激によって剥がれ落ち、
目に見えない細菌やほこり、花粉がつき肌トラブルを起こします。
ファンデーションのスポンジによる摩擦や洗い過ぎ、タオルの
拭き方に注意をしながら、適度なマッサージで皮脂や汗が分泌
されやすい肌づくりを行いましょう。
②水分蒸発をさせない角層こそがバリアの要。
皮膚表面のすぐ下にある角層。
天然保湿因子アミノ酸やセラミドが交互に重なりあって、肌を
外部刺激から守ったり、水分の蒸散を防ぐ第二のバリア機能とも呼ばれています。
保湿=化粧水ではなく、保湿=セラミドのケアを行いましょう。
セラミドは脂質で作られるため、化粧品では乳液やクリームに配合されています。
最近では酵母で作られた天然ヒト型セラミドにも注目です。
③皮膚常在菌のバランスこそが強い肌をつくる。
皮膚には、腸内細菌と同じように「善玉菌」「悪玉菌」
「日和見菌」が存在しています。
花粉が付いてるからしっかり洗わなきゃ!と洗い過ぎになると要注意。
肌の潤いを保つ善玉菌の表皮ブドウ球菌が全て洗い落されることで
肌は乾燥やアレルギーを起こしてしまいがちです。
ここでは今のご自身の肌にあった洗顔料や洗い方を見つけましょう。
その他、花粉対策にはまめなお掃除が必須。
ほこりが花粉やウイルスの運び屋となるそうです。
掃除機は真ん中からかけて最後に隅々を、トイレは上から下に
向かって掃除し、最後に便器を洗うと良いそう。
3月に入りました。万全な肌や身体で新生活準備、スタートしましょう。