ベルネ石田です。
日本人の女性は、化粧水が大好きです。
欧米人の多くは、オイル文化が根強いため、オイルを始めとした美容液やクリームが大好きです。
化粧水の役割はトーナーと言って引き締め程度に使います。
化粧水はたっぷりバシャバシャ使いたいという日本人女性が多いのも、日本人が作り上げた化粧文化なので仕方ないのかなぁとも思います。
◯私は乾燥肌だから化粧水は何度も何度も重ねづけします!
◯日中は暖房で空気が乾燥するから、顔にミストを何度もふりかけます!
◯夜はローションパックだけして休みます!
そうするとまるで肌に水分がどんどん入っていって潤うんです~^_^
と言う方けっこう多いです。
それは実際に本当でしょうか?
化粧水が浸透する表皮の角層は、たったラップ一枚分の厚さ0.02mです。
次から次へとたくさんの水を抱え込んでおけるほどのスペースはなく、、、
では化粧水は、どこに浸透したのか???
実はつけてる側からその水分は蒸発していて、おまけに角層に存在しているNMF(天然保湿因子)も一緒に抱え込み、蒸発してしまうのです。
お風呂あがり、何もつけないで過ごしていたら顔が乾燥してつっぱってしまったことはないでしょうか?
あれも全く同じ現象です。
化粧水を何度も何度も丁寧に使っている方程、肌の乾燥を訴えていて負のスパイラルを招いているように思います。
肌本来、バシャバシャ使う系のローションは必要なく、肌は皮脂膜という油で作られている為、本当の保湿は欧米文化のように美容液やクリームが必須です。
化粧水パックをしてはいけない、というのではありません。
その後には必ず、美容液やクリームで保湿すれば◎
お風呂あがり、身体にボディクリームをつける感覚と同じです。
化粧品は雰囲気やイメージではなく、皮膚科学的に裏付けられているものを選びたいものです。
ちなみにベルネが取扱うドクターピュアラボやエンビロンの化粧水は、保水、保湿の目的ではなく、肌を柔らかくしピーリングし、美容液やクリームの浸透を高めてくれる役割があります。
コットンに500円玉大位の量の化粧水で十分です。
又、顔の皮膚は皮脂腺の数、皮脂分泌量が全身の中で最も多い反面、他の部位よりもバリア機能が低いという特徴があります。
その為にも寒い冬こそは、美容液やクリームでしっかり保湿したいものですね。^_^